今日は
ジェフリー・サックスのゼミでした。
彼のゼミは、多変量微分?と学部上級以上のミクロ経済学をとっていることが履修条件だったので、昨年苦労してとった科目は無駄ではなかったなーと、学期始まる時にちょっと嬉しく思いました。
ちなみに、5月に日本に帰った時にちょうどTICADで来日していた彼の講演会に行く予定だったのですが、なんとフライトの関係でミスしてショックだったのです。しかし、まさかその時に、4ヶ月後に彼のゼミを受講することになるとは夢にも思っていなかったので、人生何が起こるか分かりませんね~。
今日は、基礎保健の分野のお話でした。彼の主張は、乱暴に言えば、「援助をつぎ込め」です。(この主張は、イースタリーのそれと比べると面白い。
イースタリーのサイトからのサックスと彼との討論の詳細)
僕は、今夏フィリピンでインターンをして、「絶対に人にお金をあげてはだめだ」と痛感せざるをえない体験をしてしまったので、お金をあげる援助は、絶対反対!という立場でしたが、今日講義を聴講すると、考えが揺らいでしまいました。
彼の話を聞いていると、引き込まれます。もちろん、そんなのにだまされて「信者」になってはだめで、冷静に判断するマインドが必要なのですが、ハートが動かされる感じです。
ひょっとすると、(国際開発というよりは)国際協力・援助は、マインドなんかよりもハートの方が大切なのかもしれないと思いました。
彼は最近日本にきたみたいですね。