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【質問回答】大学生からのキャリアの質問

遠い昔にある大学生から掲示板に質問を戴いていたのですが、最近までどたばたしていたので、今頃回答してしまいました。スミマセン・・・。まだ見てくれていたらいいのですが・・・



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はじめまして。
masahさんの大学時代ご友人だった方から当サイトをご紹介いただきました。このような質問掲示板がありとても嬉しく思います。

私は現在大学3年生で将来国際協力に携わりたいと思っております。そのため最近になって、イギリスの大学院で開発学を学びに行こうと決心しました。

将来やりたい事は、まだ漠然としていますが、開発学の専門性を生かしてODAのプロジェクトを実行するまでの橋渡しができるようなお仕事をしたいと考えています。政府機関(jicaなど)が理想ですが、専門性を行かせる民間コンサルなどの一般企業も視野にいれています。

私の理想のビジョンは
大学院で専門性→NGO/協力隊/民間コンサルなどで実務経験→政府機関や企業で専門性を生かして働く
というものです。しかしあくまで理想でまだまだわかないことだらけです。
特にこの政府機関などは狭き門だと思いますし、父もせっかく院までいかせて将来はどうなるのかわからないようでは不安なようで、もしよろしければ知っていることをお聞きしたいです。

また、在学中や院で就学中にもできる現場経験や社会経験としてなにかおすすめするものはありますでしょうか。

よろしくお願いいたします。
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その後色々とやりとりがあって、下記のように回答しました。

詳しい内容はこちら


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よくお調べになっているようで、この調子でどんどん、開発分野ではどういった仕事があるのか、開発分野の人はどういった生活を送っているのか、本や雑誌、ウェブ、生身の人から情報を集めていくといいかと思います。

最初に、質問にお答えしますね。

>大学院で専門性→NGO/協力隊/民間コンサルなどで実務経験→政府機関や企業で専門性を生かして働く
というものです。

→とてもいいと思います!

>待遇はよく女性にとって働きやすく長く続けていける安定した職場だと思い魅力的です。(これはjica以外の政府機関にもいえると思います)

→おっしゃるように、安定している職は、やはり国内の政府機関です。その中で、さらに国際開発の仕事を専門的にできるのは、JICA・JBIC・外務省・JETRO・財団位だと思います。ただ、競争は激しいですが、本気で準備して受ければ合格しますので、頑張ってください!

あと国際機関でも早めにキャリアをスタートして早めにポストを確保すれば、国内機関よりも、キャリアとプライベートライフを両立できやすいと個人的には思っています。


>また、在学中や院で就学中にもできる現場経験や社会経験としてなにかおすすめするものはありますでしょうか。

→第二外国語のマスター、数ヶ月でもいいので途上国に住んで何かしてみる、あと仰っているように、NGOのボランティアでもいいと思います。



あと、いくつか論点があるので、分けてお答えしますね。


1.開発の世界で正解というキャリアパスはない
というと途方にくれるかもしれませんが、裏をかえせば自分勝手に形成できます。

また、新卒を逃したらアウトみたいな日本の訳の分からない就職活動とは違って、能力と想いがあれば何歳からでもスタートできます(ただし若い頃にスタートしたほうが断然有利)。


2.将来どうなるか分からない、という不安はなくならない
究極的に言えば、これはずっとなくなりません。日本での就職でもそれは言えますし、海外であれば終身雇用ではないのでより不確実性(リスク)は大きくなります。

転職を重ねていけるかどうか、留学後に政府機関に入れるかどうか、結婚して安定した生活を送れるかどうか、そんななことは誰にも分かりません。

ただ、それを「つらい」と捉えるかどうかは人によります。20年先の見通しのつく「安定」した生活を、「素晴らしい」と捉える人もいれば、「退屈」と感じる人もいます。私は、後者でした。

ケーキに好みがあるように、生き方にも好みがあります。(だから、一様に「若者は海外へ!」と念仏のように唱えるのは、意味がないと思っています。)先の読みにくい生き方が好きなら、そんな生き方をするのがいいかと思います。

(分かりやすくするために、極論で書きますが)若い頃に付けた自分の学歴や会社歴で判断されるのではなくて(典型的な日本の安定生活と想定して)、開発の世界は現在の自分の実力で評価されます(特に海外機関では)。ですから、キャリアのために何歳になっても自己研鑽をし道を拓いていく、そんな生き方が求められます。もちろんそれを支えてくれる、パートナーや家族の存在はとてもありがたいです。

これは大変に聞こえるかもしれませんが、こんな刺激的な人生はありません。常に熱意(パッション)を持って成長できる。常に、使命(ミッション)を意識して仕事をする。

親御さんがご心配されるのは、ひょっとするとYukariさんの決意が固まっていないからかもしれません。決意が固まっていれば、家族は理解してくれます。

あと理解してくれないヒトもいるかと思います。例えば、大学院に行って結婚大丈夫なの?とか、女性で院まで良く必要あるの?とか。

それはありがたい意見かもしれませんが、今の自分には必要ないと思ってそんな意見は思い切って切り捨てる勇気も必要です。

大切な事は、自分の内なる声を真摯に聞き、考え、それに素直に生きることではないかと思っています。


2. キャリアとプライベートライフのバランスは人次第(だと思う)
これはとても大切なことだと思います。

おっしゃるとおり難しいです。ただ、「この分野で働く女性で20代の間に↑のようになる方は見たことがないと」言われたようですが、私の周りの国際機関で働く女性でも10人に1人くらいは、20代で結婚しているかと思います。(多分・・・)

また、JICAや国内の政府機関等であればもっとその率は高いと思います。

さらに朗報は、外国人であれば20代で結婚していてキャリアも両立、なんてヒトはゴロゴロたくさんいますので、心配ないです。要は、理解のあるヒトを捕まえられるかどうかです。それは別にこの世界に限ったことではないと個人的には思っています。(まぁでもこの辺はより詳しい女性に聞いたほうがいいかもしれません)

また何かあれば連絡下さい。

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免責事項:ちなみに私は経験が1年の駆け出しですので、より洞察に満ちた意見は経験豊富な方に聞いてください。
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| キャリア | 23時37分 | comments:0|このエントリーを含むはてなブックマーク|trackbacks:0 | TOP↑

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