授業ラインナップシリーズ第3回「
環境政策・政治・マネジメント(Environmental Policy, Politics, and Management)」
第1回「公衆衛生計画」はこちら。
第2回「水資源の管理と開発」はこちらこの授業は、
国際公共政策大学院(通称、SIPA)の授業です。先生は、この人↓

http://www.columbia.edu/~th2063から
Univ of ArizonaでPublic Administration PolicyのPhDを取っています。アリゾナとかは、自然豊かなせいか、環境系の研究が盛んなようです。
準教授で若手ですが、初回に参加した際に授業への熱心さが伝わってきたので受講を決意!
ちなみに、
先日紹介したmasahの評価基準で点数をつけると、この授業は、30のリストの中で2位!27点満点中、
15点でした。先日の、水資源の授業よりも志望度が高いです。
内訳は、(0~3点)
1) 興味:★★☆←2点ということ
2)GPAを下げない:★★☆
3)ほかの人との差別化につながる:★★☆
4)論文の一部になる:★★☆
5)博士課程の基礎力となる:☆☆☆
6)推薦状を書いてくれそうな先生が教えている:★★☆
7) 緊急で必要:★☆☆
8)難しさ:★☆☆
9) 準備度合い:★★☆
という感じです。こうやってみると、学ぶ内容への興味が高いこと、推薦状の候補として考えていること、準備度合いが高いことが特徴的です。
準備度合いが高いというのは、かつて広大では国際政治をやっていたので、久しぶりに再度政治、特に環境政策の政策過程の部分を
リフレッシュも兼ねており、他の学生よりも知識を持って臨んでいると思っています。
市民社会や政府(行政・立法・司法)、私企業がどのようにそれぞれの利益を追求する中で、環境政策は形成されているのかについての部分で、自分の力を高められたらなと思っています。
ちなみに、博士課程の論文の一章にそのような社会のプレイヤーと政策過程に関する章が必要ではないかと考えています。その点でも、この授業はやりやすいです。
というのも、授業の評価は、2本のショートペーパーと学期末のタームペーパーに基づいてなされることになっており、トピックとして途上国の環境政策過程でもOKということなので、
論文を進められると思ったわけです。
また、政治学のみならず、市場メカニズムを使用して汚染削減を行う経済政策も、授業のトピックのひとつとして挙げられているので、
通行料制度や
燃料税について調べようと考えています。
ということで、受講が決まりました。
具体的な目標としては、
1) 環境政策の過程論について見識を深める
2) 具体的に、博士論文の一章につながるような、タームペーパーを作成する
3)経済学的アプローチの部分にも力を入れる
の3点です。